沖縄で中学受験って実際どうなの?
沖縄県内で受験出来る学校は?
親の協力はどのくらい必要なの?
中学受験で分からないことがたくさんありますよね。
中学受験はメリット・デメリットや、勉強量や勉強に必要な時間などをしっかり情報収集して、子どもと一緒に決めることがとても大切!
わが家は、学校の場所や建物の見学からスタート。
子どもと一緒に学校の雰囲気を見たり、実際の授業を体験したりしました。

実際に見て身体で感じることで、
学校のメリットやデメリットが分かり、子どもも理解しやすいんです。
「この学校に行ってこんなことがしたい!」と子どもの夢が膨らんだよ。
中学受験をすると、未来への選択肢を増やすことが出来たり、その中から子ども自身に合った将来を選ぶことができます。
中学受験をすることが決まったら、次のステップとして塾選びです。
子どもに合った塾を選ぶ事が、合格への近道に。
近隣の塾の情報が一覧でチェック出来る『塾選』を使って、リサーチしていきましょう。
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記事の信頼性

沖縄で2人の子どもを中学受験体験談
わが家は、上の2人が中学受験に挑戦しました。
わが子2人が目指した中学は、とても倍率が高く、残念ながら合格することはできませんでしたが、中学受験して本当によかったです!
中学受験に向けてしっかり勉強したおかげで、中学校へ進んだときに困らない学力を手に入れることができました。
中学3年まで塾に通うことなく、定期テストでは上位をキープ。
さらに中学校では勉強に困ることなく、大好きな部活に集中することができたんです。
これも、中学受験に取り組んでしっかり土台作りができたからです。
将来、子どもにはできるだけ多くの選択肢がある未来の中から、自分に合った道を見つけてほしいと考えています。
わが家の子供たちは中学受験のおかげで選択肢を広げることができて本当に良かったです。
同じように子どもの選択肢を増やしたい方は、中学受験への挑戦おすすめですよ。
沖縄中学受験するならどんな学校がある?
沖縄県に中学受験が出来る中学校は、公立・私立合わせて10校あり、『琉球大学教育学部たわ附属中学校』以外は中高一貫校です。
学校選びに悩んだら、まずは高校受験のない『中高一貫校』をおすすめします。
学校名 | 国立/ 公立/私立 | 偏差値 | 所在地 | 推薦入試 (専願) | 一般入試 試験科目 | おすすめ |
琉球大学教育学部附属中学校 | 国立 | 48 | 西原町千原 | なし | 第一次選抜 書類審査、作文、面接 第二次選抜 第一次選抜通過者の中から抽選により入学者を決定 | ・大学の教授の授業を受けたい ・基地問題の興味がある |
開邦中学校 | 公立 | 60 | 南風原町字新川 | なし | 適性検査Ⅰ 50分 適性検査Ⅱ 50分 学校独自検査 30分 | ・学費を抑えたい ・新しい校舎で勉強したい |
球陽中学校 | 公立 | 58 | 沖縄市南桃原 | なし | 適性検査Ⅰ 50分 適性検査Ⅱ 50分 | ・高度な科学技術の研究等を勉強したい |
名護高等学校附属桜中学校 | 公立 | 49 | 名護市大西 | なし | 適性検査Ⅰ 50分 適性検査Ⅱ 50分 | ・北部の中高一貫校で、しっかり勉強したい |
与勝緑が丘中学校 | 公立 | 45 | うるま市勝連平安名 | なし | 適性検査Ⅰ 国語・社会 適性検査Ⅱ 算数 面接 | ・給食もしっかり食べて学習したい |
昭和薬科大学付属中学校 | 私立 | 57 | 浦添市沢岻 | なし | 国語 50分 理科 50分 社会 50分 算数 60分 | ・県内トップクラスの進学校で勉強したい |
沖縄尚学高等学校付属中学校 | 私立 | 52-54 | 那覇市国場 | 国語 50分 算数 50分 面接 | 国語 50分 算数 50分 理科 50分 社会 50分 面接 | ・海外の大学進学を目指す勉強をしたい |
興南中学校 | 私立 | 49 | 那覇市古島 | 国語 45分 算数 45分 面接 | 国語 45分 算数 45分 社会 45分 理科 45分 面接 | ・モノレールなどの公共機関で通学便利 ・私立大学に行きたい大学がある |
沖縄カトリック中学校 | 私立 | 46 | 宜野湾市真栄原 | 作文 30分 面接 (保護者同伴) 15分程度 | 国語 50分 面接 (保護者同伴) 15分程度 | ・英語教育、カトリック精神を学びたい |
沖縄三育中学校 | 私立 | 49 | 名護市旭川 | AO入試 エントリー審査 作文 面接 (保護者同伴) 学力確認試験 国語 算数 | 国語 算数 作文 面接 (保護者同伴) | ・名護の大自然で学習したい ・寮生活をしたい |
(国立)琉球大学教育学部附属中学校

公式サイト | http://www.jhs.u-ryukyu.ac.jp/index.php |
住所・電話 | 沖縄県西原町字千原1番地 TEL:098-895-8462 |
募集人数 | 約144名(附属小からの連絡入学生含む) |
受験料 | なし |
年間学費(初年度) | 公立校の標準額に準拠 |
特徴 | ・国立中学校 ・小中一貫校のため、高校受験が必要 |
(公立)開邦中学校

公式サイト | http://www.kaiho-jh.open.ed.jp |
住所・電話 | 沖縄県島尻郡南風原町字新川646番地 TEL:098-889-1715 |
募集人数 | 約80名(2クラス) |
受験料 | 2,200 円 |
年間学費(初年度) | 公立校の標準額に準拠 |
特徴 | ・公立中高一貫校(併設型) ・理数科目に関して、積極的に先取り学習を実施 ・2025年度から給食開始予定 |

学費を抑えたい
公立で集中的に勉強したい!人におすすめ
(公立)球陽中学校

公式サイト | http://www.kyuyo-jh.open.ed.jp |
住所・電話 | 沖縄県沖縄市南桃原1丁目10番1号 TEL:098-933-9301 |
募集人数 | 約80名 |
受験料 | 2,200 円 |
年間学費(初年度) | 公立校の標準額に準拠 |
特徴 | ・公立中高一貫校(併設型) ・県内唯一の文部科学省指定スーパーサイエンスハイスクール(SSH)学習 |
(公立)名護高等学校附属桜中学校

公式サイト | http://www.sakura-jh.open.ed.jp |
住所・電話 | 沖縄県名護市大西5丁目17番1号 TEL:0980-52-2615 |
募集人数 | 約40人 |
受験料 | 2,200 円 |
年間学費(初年度) | 公立校の標準額に準拠 |
特徴 | ・開校したばかりで、まだ実績がらない ・6年間、計画した |

北部で中学受験を考えている方におすすめ
まだ開校したばかりだけど、しっかりとしたカリキュラムだよ
(公立)与勝緑が丘中学校

公式サイト | http://www.midorigaoka-jh.open.ed.jp |
住所・電話 | 沖縄県うるま市勝連平安名3248番地 TEL:098-978-5230 |
募集人数 | 約80名 |
受験料 | 2,200 円 |
年間学費(初年度) | 公立校の標準額に準拠 |
特徴 | ・中部で数少ない進学校 ・スポーツが盛ん |
(私立)昭和薬科大学付属中学校

公式サイト | https://www.showayakka-jh.ed.jp/ |
住所・電話 | 沖縄県浦添市沢岻450番地 TEL:098-870-1852 |
募集人数 | 約200名程度 |
受験料 | 15,000 円 |
年間学費(初年度) | 約71万円 |
特徴 | ・完全中高一貫型 ・標準よりも年間授業時数が多い ・放課後や長期休みには、課外講座を実施 ・スクールバスあり ・中学は給食あり |

県内一学力が高い学校で、大学に備えてしっかり勉強したい人におすすめ!
(私立)沖縄尚学高等学校付属中学校

公式サイト | https://www.okisho.ed.jp |
住所・電話 | 沖縄県那覇市国場747 TEL:098-832-1767 |
募集人数 | 約280名 |
受験料 | 13,000円 |
年間学費(初年度) | 約54万円 |
特徴 | ・私立中高一貫校(併設型) ・寮あり(全寮制) ・スクールバスあり |
(私立)興南中学校

公式サイト | https://konan-h.ed.jp/sp/ |
住所・電話 | 沖縄県那覇市古島1-7-1 TEL:098-884-3293 |
募集人数 | 約160名 |
受験料 | 12,000円 |
年間学費(初年度) | 約57万円 |
特徴 | ・私立中高一貫校(併設型) ・夏休みには夏期講座を実施 ・スクールバスあり |

モノレール駅近で、交通機関が便利
高校から部活を楽しみたい方におすすめ!
(私立)沖縄カトリック中学校

公式サイト | https://ocjs.catholic-okinawa.ed.jp/sp/ |
住所・電話 | 沖縄県宜野湾市真栄原3丁目16番1号 TEL:098-897-3300 |
募集人数 | 約80名 |
受験料 | 12,000円 |
年間学費(初年度) | 57万円 |
特徴 | ・私立中高一貫校(併設型) ・放課後には英語検定対策講座が毎日開講 ・中学3年より「特別進学コース」「総合進学コース」に分かれて集中的に学習 |
(私立)沖縄三育中学校

公式サイト | http://jh.okinawa-saniku.ed.jp/ |
住所・電話 | 沖縄県名護市旭川837 TEL:0980-52-3942 |
募集人数 | 1学年約25名(1クラス) |
受験料 | 不明 |
年間学費(初年度) | 55万円 |
特徴 | ・私立中高一貫校 ・寮あり(全寮制) |
沖縄県内の中学受験状況はどうなの?
県内の中学受験は年々増加傾向にあります。

子どもの勉強に力を入れる親が増えてきてるよ。
公立・私立ともに受験者増加してますね。
沖縄県は、全国学力テストの結果が低い地域。
我が子の通う小学校にも、中学受験を考える家庭が実際に増えてきているように感じます。
開邦中学の2025年度入学受験者は、597名・倍率は7.46倍と過去最高の志願者数。
子どもに十分な教育を受けさせたいと願う親が増えてきていて、受験者は年々増加中です。
全国と比べて、県内の公立・私立中学への進学率は?
全国的にも中学受験する割合は増えています。
私立・国立中学への進学率をランキング(2023年調べ)では、1位の東京都、2位が高知県と続き、沖縄県は20位に入っています。
2023年に、名護高校の一貫校として『桜中学校』が開校し、北部の方も中高一貫校への挑戦しやすくなりました。
そのこともあり、昨年から私立・国立中学志願者数が急激に増加。
中学受験をして、中学からチカラを入れた勉強、充分な教育を受けさせたいと願う親が増えてきているのです。
沖縄で中学受験をするメリットデメリット
中学受験することに、メリットだけではなく、デメリットもあります。
子どもとしっかり理解したうえで、受験するのかしないのか、決定しましょう。
中学受験のメリット
- 計画的に自分の目標に向かっていく
- 難題をクリアした時の達成感
- 諦めずに取り組む粘り強さが身につく
- 親子で同じ目標に向かって挑戦する
- 将来への選択肢が増える
中学受験のデメリット
- 長時間の勉強時間が必要
- 好きなことをする時間が減る
- 高額な塾の費用がかかる
- 精神的・身体的な負担
私が2回体験して感じたメリットは、中学受験の勉強を始めて、子どもが自発的に勉強するようになりました。
逆にデメリットに感じたことは、部活をセーブしたため、思い切り身体を動かす機会が減り、運動不足に。
中学受験は実際に挑戦してみないとメリット、デメリットは感じられないことも大きいです。
だから、まず子どもと一緒に学校の説明会に行ってみたり、塾の体験授業などを利用して子どもの様子を確かめながら決めることをおすすめします。
塾は子どもに合ったところを選ぶことが、合格への近道。
気になる塾は『塾選』で一覧チェックできるのでおすすめです。
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中学受験の勉強を始める時期はいつ?
中学受験に必要な範囲を習得するためには、3年間かかるといわれています。
そのため、時期としては4年生に進級するタイミングがベストです。
わが家の1人目は、5年生の夏休みから受験勉強をスタート。
長期休みの講座は全て受講し、塾の時間以外にも対応してもらいました。
しかし、1年半ではすべてを習得することが出来ず…。
2人目は、4年生に上がるタイミングで勉強をスタート。
2人目の場合、マイペースなので進捗が遅く時間がかかりました。

子どもによって、学習のペースが違うんですよねぇ。
しかし、早目に受験対策しても勉強が嫌いになってしまうことも…。
子どもの性格や状況を見ながら、4年生に進級する前後をめどに取り組んでいくことをおすすめします。
中学受験をするなら、塾に通いましょう!
中学受験に合格したければ、塾に通うことを私はおすすめします。
わが家が塾を利用することで感じたことは、子どもに合った対応で勉強をしてくれるので、親の負担がいちだんと減ることでした。
塾に通う場合は、
専門的な指導者が、効果的な学習スケジュール管理をしてくれるし、最新の受験情報がもらえます。
しかし塾なしの場合は、
親がすべての受験対策をしないといけないし、適確な指導が必要になってくる。

塾に通わない選択は、親の負担が大きくなるんだよね…
塾は親の負担を軽減でき、経験豊富な塾の講師に、子どもにあった学習方法でしっかり学習出来ます。
しかし塾に行けば必ず合格できる訳ではなく、塾へ行かなくても合格出来る子もいます。
でも、親の負担を軽減を考えると、塾に通うことがおすすめです。
塾は集団や個別があるので、どちらがわが子に合っているか、体験授業に参加し、子どもとの相性を肌で感じることが大きなポイントです。
今すぐ塾を選びをしたい!って人は下記記事を参考にしてください♪
沖縄の中学受験のよくある質問
親のサポートはどのくらい必要?どんなことをしたらいいの?
親のサポートは、絶対必要になってきます。
塾だけでは、家庭での学習状況や子どものメンタル面のフォローは出来ません。
わが子は、好きな教科は自発的に勉強に取組んでくれました。
しかし、苦手な教科はなかなかやりたがらず、遅れる一方…。
親がそばについて一緒に勉強したり、暗記系はポスターにして張り出したりして、本人のやる気へつなげました。
少しでも成果が出たら褒めることで、モチベーションUP!
親が一緒に勉強してくれる!ほめてくれる!が子どものやる気につながりました。
子どもだけで勉強するのではなく、親も一緒に勉強のサポート、心身のサポートも必要です。
家庭で注意することはある?
家庭で心がけてほしいことは、時間の管理です。
勉強のオンとオフをしっかり区別することがとても大切!
子どもは時間への意識がありません。

好きなゲームだと、注意しない限り時間も気にせず永遠にやり続けちゃう…
勉強となると、いろいろと言い訳を考えて、後回しにしようとするし…
わが家は、時間を意識して過ごすことを大切にしました。
タイマーを使って勉強時間やゲームの時間を管理しました。
そのおかげで、オンとオフの時間を確認しながら過ごせるように。
時間をしっかり決めて、その時間に集中して学習することが大切なんです。
また、私が心がけたことは、しっかり食べて、しっかり睡眠をとって体調管理。
そのおかげで、体調を崩すこともなく受験に向けて取り組むことができましたよ。
睡眠時間をしっかり取り、規則正しい生活リズムも心がけましょう。
まとめ
私は、2回も中学受験を経験したからこそ、中学受験に挑戦することをおすすめします。
わが子は、中高一貫校への進学はしませんでしたが、受験へ向けて勉強したことは無駄じゃなかったです!
中学では、塾へ行くことなくトップをキープすることができました。
また大好きな部活に専念できたのも、中学受験でしっかり土台作りできたからだと感じています。
だから、私は中学受験に挑戦することを強くおすすめします。
子どもに合った塾を選ぶことが、合格への近道。
近隣の塾の情報が一覧でチェックできる『塾選』を使って、リサーチしていきましょう。
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